【車山高原】初心者にお勧め!絶景の秋晴れ、日帰りハイキング旅行記

車山高原ハイキング

10月末、秋の終わり。週末が晴れの予報だったので、日頃の運動不足を解消するため友人を誘ってハイキングに行ってきました。

さて、どこに行こうかと考えたときに、登山初心者な私が気になったポイントはこちらです。

  • 初心者でも登りやすい方が良い(ハード過ぎない)
  • 景色を楽しみたい
  • 横浜から日帰りできるところ

そこで選んだのが、我が家のお気に入り車山高原。家族と行ったときにはリフトを使って楽をしましたが、装備をバッチリ決めてハイキングしている人を見て、自分もいつかやってみたいと思っていたんですよね。

夏に家族で行った車山高原の写真を見せると、友人も乗り気になったのでいざ出発となりました。

結果的に車山高原ハイキングは大正解でした。見晴らしの良さと解放感、心地よい風、気持ち良く汗をかいて最高の休日になりました。

実際に訪問した記録も交えて紹介します。

【参考】訪問した記録
訪問日  : 2021年10月30日(土)
行った人 : 私、友人
交通手段 : クルマ
所要時間 : 18時間
歩行時間 : 6時間
交通費等 : 7,460円 (14,920円を友人と折半)
飲食費  : 4,190円
費用総額 : 11,650円
※詳細は後で説明しています

車山高原をオススメする理由

景色が良い、常に視界が開けていて解放感抜群!

登山・ハイキングでイメージするのは「頂上に行くに従って見晴らしが良くなり、そしてご褒美の頂上からの景色」そんな感じではないでしょうか。

それはそれで醍醐味なのかもしれませんが、車山高原は違います。常にご褒美状態、視界が開けていて解放感抜群! 平日に溜まりに溜まったストレスを解放できる感じがとにかく気持ちイイ!!

余談ですが、20年くらい前に友人を誘って丹沢のとある山を登ったことがあり、「頂上で景色を見ながらランチにしよう!」と意気込んで行くも、頂上は森の中で視界ゼロ。その後も延々と森の中を歩いて下山。友人と気まずい雰囲気になった苦い経験があります。景色は大事です!

こちらは家族旅行で行った夏の車山高原の写真です。サイコーじゃないですか?

夏の車山高原
夏の車山高原
夏の車山高原 車山肩駐車場を見下ろす
夏の車山高原 車山駐車場を見下ろす

ハイキングコースの選択肢が多い

こちらが車山高原ハイキングマップです。

ハイキングコースが豊富でそれぞれが繋がっているので、自分の体力レベルや時間に合わせて、短いルートから長いルートまで組み立てができます。

車山高原ハイキングマップ

車山高原 SKYPARK RESORT より引用

日本屈指のドライブコース、ビーナスラインも楽しめる

ビーナスラインは、そこを目的地として行っても良いくらい価値があるドライブコースです。私が初めて行ったのは30代の夏ですが、あの時の感動は今でも覚えています。

真夏だったので、見晴らしの良いワインディングからは見渡す限りに緑が眩しいくらいに広がっていて、日差しは暑くても窓を開けると高原のヒンヤリとした風が吹き込んでくる。

他のクルマのペースに合わせてゆっくり流しているだけでも楽しかった。。本当に感動モノですよ。今年の夏もドライブに行きたくなってきましたね。。

一度も行かれたことがない方は、近くを通ることがあれば立ち寄ることをオススメします。

ビーナスライン(夏)霧ヶ峰駐車場を出たところ
ビーナスライン(夏)
ビーナスライン(秋)夕暮れ
ビーナスライン(秋)

車山高原へのアクセス

中央自動車道からのアクセス

中央自動車道からの最寄りインターチェンジは、下り方面であれば諏訪インター、上り方面であれば岡谷インターとなります。

車山高原へのアクセス (クルマ)
諏訪インター  : 18km
諏訪南インター : 29km
岡谷インター  : 23km

下り方面(東京方面)からのアクセスであれば、諏訪インターではなく1つ手前の諏訪インターから行くと、下道区間は長くなりますが、のどかな風景のドライブルートなので勧めです。

ちなみに、諏訪インターから行くと高速を降りてスグに「峠の釜めし」のお店があるので、釜めし食べたい!という方は諏訪インターから行くのも良いですね。

諏訪インターからのアクセス

諏訪南インターからのアクセス

岡谷インターからのアクセス

駐車場

車山高原ハイキングには、車山肩駐車場、車山高原駐車場のどちらかを使うことになると思いますが、リフトを使わないのであれば車山肩駐車場が断然オススメです。

ただし車山肩駐車場は時期によっては満車になることが多く、駐車待ちのクルマで渋滞になることもあります。

車山肩 駐車場
駐車台数 : 約100台
駐車料金 : 無料

車山高原 駐車場
駐車台数 : 約1,500台
駐車料金 : 無料

車山肩 駐車場

車山高原 駐車場

車山高原ハイキングの記録

運動不足40代のハイキング記録です。少し遅めのペースだと思って参考にしてください。

タイムテーブル

当日のタイムテーブルです。車山肩から出発しています。予定よりも全てが遅れ気味となった1日でした。

05:00 自宅 出発
05:30 友人宅 到着
06:00 【朝食】すき家
06:20 (高速道 利用)横浜~車山
09:50 ローソン ビーナスライン白樺湖店
10:30 車山肩駐車場 到着
10:50 ハイキング 開始
17:05 ハイキング 終了(所要時間 6:15)

17:15 (高速道 利用)車山~藤沢
20:40 【夕食】焼肉ざんまい
21:40 (一般道 利用)藤沢~横浜
22:10 友人宅 到着
23:00 自宅 到着

ハイキングルート

GARMINスマートウォッチで記録したハイキングルートです。

後半のヒュッテ御射山から大幅にルートを外れてしまっています。1時間以上、長く歩くことになりました。

歩行距離 : 14,0km
総時間  : 6時間15分
移動時価 : 4時間
上昇高度 : 490m
下降高度 : 490m

ハイキングの記録

5:00
自宅 出発

気合を入れて朝5時に自宅を出発しました。

5:30
友人宅 到着

友人のクルマの方が快適(高性能4WD)なので乗り換え。いや~高いクルマって静かでイイですね。

6:00
すき家で朝食

いっぱい運動するので、ガッツリ朝食! うまい!!

6:20
往路 : 横浜~車山肩駐車場

新湘南バイパスの藤沢インターから高速に乗ります。富士山バッチリ見えて旅行気分が高まります。

と序盤は快適ドライブでしたが、休日に首都圏から脱出するときの大事な儀式「高速道路の渋滞」を忘れていました。圏央道~中央自動車道を抜けるのに30分以上ロスしました。

新湘南バイパスから富士山が見えてテンション上がる

ローソン ビーナスライン白樺湖店に寄ってお昼ご飯を購入。ローソンの屋上に登れるので写真を撮ってきました。

ローソン ビーナスライン白樺湖店の屋上からの眺め

ビーナスライン霧ヶ峰富士見台に寄り道して記念撮影。気持ち良すぎます。

10:30
車山肩駐車場に到着

駐車場はほぼ満車でしたが、運よく1台分のスペースがあったので待たずに止めることができました。

10:50
ハイキング開始

いよいよハイキング開始。車山肩からは車山山頂の雨雲レーダーが見えます。まずはあそこまで登って行きます。

歩き始めて振り返ると、車山肩駐車場が見えます。自然の中に人工物がポツンとある感じが私は好きです。

山頂までの登山道はこんな感じです。障害物がないので景色は最高なのですが風は強めです。風が強い日は要注意ですね。

11:35
車山山頂

景色を楽しみながら45分で山頂に到着。まだまだ元気です。

山頂に着くとテラスが、、あれ、こんなのあったっけ? ググったら出てきました。2020年12月12日にオープンした、車山展望テラス(スカイテラス)だそうです。

こちらは車山神社の鳥居。

友人の記念撮影。日焼けが嫌いだそうで、完全防御状態。

12:15
車山乗越(のっこし)

山頂から下って、車山乗越まで向かいます。下りはヒザにきてキツかったですが、下りきると暫くは平坦で歩きやすいところです。

車山乗越、到着! でも、標識があるだけですね。。

次の目的地は蝶々深山、絶景が続きます。

12:40
蝶々深山(ちょうちょうみやま)

蝶々深山に到着。

ここは開けていて、お昼ご飯を食べているグループが何組もいました。私達もここでお昼ご飯にしました。

お湯を沸かしてカップラーメンと、コンビニで買ったオニギリを交互に食べる、炭水化物祭り最高!

13:45
物見岩

お昼休憩が終わって体力回復。次は物見岩まで歩きます。この辺りから足元がぬかるんでいました。前日の雨の影響かな。

物見岩に到着、特にこれといった感動は無く・・・岩です。

物見岩から、歩いてきた道を振り返るとこんな感じ。遠くに車山山頂の雨雲レーダーが見えますね。

物見岩から、これから行く八島ヶ原湿原が見下ろせます。

14:45
八島ヶ原湿原

ここからは道がぬかるみまくり、歩き辛かった・・・

カラダはまだ元気だったんですが、ぬかるみが酷くて心が折れかけました。八島ヶ原湿原はクルマで行けばよかったんじゃない?って何度も思いました。。

ぬかるみ地獄を乗り越え、やって来ました八島ヶ原湿原。

ここからは歩道が整備されています。また貴重なトイレもあるので、ここでトイレ休憩していきました。

15:20
ヒュッテ御射山(みさやま)

さて、ここから車山肩に戻ります。結構な高さのススキをかき分けて進み、、

ヒュッテ御射山を通り過ぎて、次の目的地、沢渡(さわたり)に向かうはずが、、

ここの分岐(多分ここ)を間違えて、、、、

迷っていることにも気が付かないまま、、、、、、

15:45
ここはどこなんだ・・・

スマホにGPSが付いていなかったら泣いているレベルの絶対ここじゃない感。ルートを間違えていること本能が教えてくれます。

でも、スマホのGPSがあるので、とりあえず行けるところまで行ってみます。(今回の教訓。道に迷ったら、いったん落ち着いて考えるべし。)

標識があってホッとしました。進んで大丈夫。(大丈夫じゃない)

そして道路に出る、愚かな大人たち。

【結果】車山肩までスゲー遠くなりました~~

16:15
霧ヶ峰駐車場

道路をトコトコ歩いて、霧ヶ峰駐車場に到着。

ハイキングマップを見ると、ここから車山肩までまだ50分もある、なんてこったい。。

脚力をほぼ使い切ったオジサンには辛いですが行くしかない、というか日が落ちるとマズイ。

最後の50分は本当に足が辛かったですが、景色が素晴らしすぎて写真撮りまくりながら帰りました。

こんな景色を見られたので、これで良かったのかな、本当にキレイです。

ビーナスライン 秋の夕暮れ
17:05
車山肩駐車場 戻り

予定よりも1時間以上オーバーして、やっと戻ってきました。駐車場はスカスカ、こんな遅くまで歩いている人は少ないんですね。

17:15
復路 : 車山肩駐車場 出発

片付けを完了して友人ドライブで帰宅。

クルマが走り出してしばらくしたら記憶が無くなってしまったため、渋滞していたか不明。高速に乗るまでが少し混んでいたのかな・・・(H君、運転ありがとう!)

20:40
焼肉ざんまい 善行店で夕食

運動による空腹と、遅い夕食による空腹が重なって、とにかくたくさん食べたいので、コスパ最強の焼肉ざんまいで夕食にしました。大満足、うまい!!

22:10
友人宅 到着

お腹いっっぱい食べて、友人宅に到着。お疲れさまでした。

23:00
自宅 到着

日付が変わる前に戻って来れました。長い1日でしたが大満足の1日となりました。

持ち物

参考までに、持ち物リストを紹介します。

持ち物リスト
・リュック
・帽子
・登山靴
・トレッキングポール
・食事、お菓子
・飲み物 (1リットル)
・バーナー (お湯を沸かす)

<以下、念のため持って行ったもの>
・モバイルバッテリー
・LEDライト
・マルチツールナイフ
・エマージェンシーシート

費用を紹介

交通費等

友人と2人分の費用です。交通費は友人と折半したので1人分は7,460円。

項目費用説明
ガス ※15,120円走行距離 往復 480km
高速 ※29,800円横浜町田~大井松田 往復
合計14,920円

※1 : ガソリン 160円/L、燃費 15km/L、で計算。
※2 : 普通車、休日割引なし。

飲食費

私のみ1人分の費用です。

項目費用説明
朝食590円すき家で朝食
昼食600円カップラーメン、お菓子など
夕食3,000円焼肉ざんまい 1人分
合計4,190円

おわりに

運動不足なオジサンの車山高原ハイキングをお伝えしました。

とにかく景色がキレイなので、晴れた週末にやることがなかったら行ってみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。