子供のスキー・スノボのデビュー初期費用(おすすめゲレンデも紹介)

スキーデビュー

冬になると「子供をそろそろスキー・スノボデビューさせたい!」と思っても、まず初めに気になるのがお金(初期費用)ですよね。

我が家のモットーは「休日は家族一緒に遊びに行く」ですが、冬になると外で遊ぶ選択肢も少なるので、自然とスキー・スノボを考えるようになりましたが、やはり気になる初期費用。

2年くらい踏ん切りがつかなかったのですが、2018年の冬に遂に子供をスキーデビューさせました。

私と同じように踏ん切りがつかない方の参考になるように、私が道具を揃えるときに気になった以下のことを紹介します。

・何を準備すればよい?
・費用はどのくらいかかる?
・道具は購入とレンタル、どちらが良い?

また、我が家の初期費用も参考までに紹介していますので参考にしてください。

スキーデビューの初期費用(子供2人分)
購入対象  : 子供2人 (小学1年、年中) 
スキー用品 : 65,670円
クルマ用品 : 89,841円
費用総額  : 155,511円
※詳細は後で説明しています

子供のスキー・スノボの初期費用

スキー・スノボの初期費用は、道具を購入 or レンタル、により大きく変わります。それぞれの初期費用を紹介します。

全て購入した場合の費用

スキー・スノボに必要な道具と価格は以下の通りです。

スキー・スノボ、どちらも36,000円~となっていますが、これは初心者向けのリーズナブルなもので揃えた価格で、機能性やブランドにこだわると更に高くなります。

なお、価格は幼稚園~小学校低学年を想定しています。小学校高学年になると少し高くなると思います。

忘れがちですが、ネックウォーマーは忘れずに準備しましょう。子供のヤル気を維持する重要アイテムです。

項目スキー費用スノボ費用
スキー・スノボ セット ※120,000円~22,000円~
ストック (ポール)2,000円~不要
ウェアセット (上下)6,000円~6,000円~
グローブ2,000円~2,000円~
ゴーグル2,000円~2,000円~
リフト券ホルダー ※21,000円~1,000円~
厚手の靴下1,000円~1,000円~
ニット帽1,000円~1,000円~
ネックウォーマー1,000円~1,000円~
合計36,000円~36,000円~

※1 : 板、ビンディング、ブーツ、の3点セット
※2 : ウェアにリフト券ホルダーがあれば不要

お金をかけた方が良いもの

子供は、寒い!冷たい!でヤル気がなくなる!

これは大人でも同じだと思いますが、スキー場に「連れて来られた」子供のモチベーションは初めから低めなので、寒い・冷たい、でヤル気がゼロになりやすいです。うちの子供はゼロになりました。。。

次の2つは値段だけで選ばず、少し高くても良いものを準備することをオススメします。

  • グローブ
    初めのうちは何度も転んでグローブが濡れますので、少し高くても、防水性・通気性が良いものを選ぶことを強くお勧めします。
  • 厚手の靴下
    そこそこ高機能な靴下でも値段は高くなく、サイズにも幅があるので長く使えます。暖かさのコスパが良いです。
交換用グローブ

グローブは高性能なものでも何度も転ぶと濡れてしまいます。もらったりして余りのグローブがあるのであれば、交換用として持って行くことをお勧めします。

全てレンタルした場合の費用

子供のレンタル費用は以下の通りです。

注意点として、グローブ、ゴーグルはレンタルしていないスキー場が多いです。値段も高くないので買ってしまうことをオススメします。

また、レンタル料金はスキー場により差が大きいので、事前に確認されることをオススメします。

項目レンタル料金購入(参考)
スキー・スノボ セット ※3,000円~20,000円~
ウェアセット (上下)2,500円~6,000円~
グローブ500円~2,000円~
ゴーグル500円~2,000円~
リフト券ホルダー1,000円~
厚手の靴下1,000円~
ニット帽1,000円~
ネックウォーマー1,000円~
子供のレンタル料金と購入の比較

※ スキー : 板、ビンディング、ブーツ、ストックのセット
※ スノボ : 板、ビンディング、ブーツのセット

スキー・スノボ セットのみレンタルがオススメ

レンタルできるものを全て借りても良いですが、以下の理由から私は、スキー・スノボのセットのみレンタルすることをオススメします。

  • スキー・スノボ セットは、買うと20,000円~と高く、持ち運びや保管などの手間もある。
  • ウェアは買っても6,000円~と高くなく、新しいウェアは子供のモチベーションアップにもなる。
  • グローブ、ゴーグルはレンタルしていないスキー場が多く、値段も高くないので買ってしまった方がよい。

購入とレンタル、どちらが良いの?

スキー・スノボのセットのみをレンタルする条件ですと、6~7回以上使うのであれば買ってしまった方が安くなります。2シーズンは使えそうなので、1シーズンだと3~4回ですね。

とは言え、お金だけでは決められません。それぞれのメリット・デメリットを比較してみます。

メリット・デメリットを比較

比較したものがこちらです。こうやって改めて見ると購入の方がメリットが少ないですかね。

購入のメリットレンタルのデメリット
スキー場に到着したら、すぐに滑り始めることができる毎回レンタルは面倒。また、レンタル待ちで行列していることもある
新しいものを使える。キレイ好きだと気になるかも。
好きなデザインを選べる。古い感じのデザインも多い。
購入のデメリットレンタルのメリット
スキー場に持って行き、持ち帰ったらしまう手間がある。家族全員分となると大変。スキー場まで持っていく必要がない。新幹線やバスで行くときには身軽でよい。
メンテナンスする手間がかかる。メンテナンスは不要。
保管場所が必要。家族全員分のスペースとなると結構大変。保管場所は不要。
いらなくなったら捨てるのも面倒。関係なし。

私が購入すると決めた理由

子供が成長していくので、買ったとしても使えるのは2~3シーズン。私も購入 or レンタルで悩みましたが、以下の理由で購入を決めました。

  • クルマで行くので荷物が増えても大丈夫。
  • 私も妻もスキー用品がそろっているので、子供だけレンタルするのが面倒だと思った。
  • 子供が2人なので、下の子は初回は購入しますが、おさがりを使えるので無駄にならず3~4シーズンは使えそう。
  • 不要になればフリマアプリで売却できる。キッズ用のスキーセットは5,000円前後で売れている。※ ボードはもう少し人気が高いようです。

購入して良かったか? 3シーズン経過して

2018年の冬から初めて3シーズン目に入りました。

2019~2020年シーズンは雪不足、2020~2021年シーズンはコロナと、あまり使えていないのが残念ですが、購入してから9回(9日間)使いましたので、回数的には購入した方が安かったことになります。(1泊2日は2回、2泊3日は3回とカウント。)

2018年12月 : 車山高原スキー場 1泊2日
2019年 1月 : 栂池高原スキー場 2泊3日
2019年 2月 : アサマ2000パークスキー場 1泊2日
2020年 2月 : 川場スキー場 日帰り
2020年12月 : ノルン水上スキー場 日帰り

3シーズン目に入るまでに買い換えたものは、ブーツ1個のみで6,000円でした。ちなみに、下の子はおさがりのブーツを使うので買っていません。

購入してしまうと準備と後片付けは大変ですが、スキー場でレンタル待ちの行列を見ると、どちらも手間は同じくらいかなと思いました。

また「せっかく買ったので、なんとかして子供を連れて行ってあげよう!」と考えるようになるので、子供には良かったかもしれません。

総じて、買ってよかったと考えています。

我が家の初期費用を紹介

子供のスキー用品の準備費用

我が家では子供のスキー用品はレンタルせずに全て購入しました。

もらい物もあったので少し費用は浮きましたが、娘が36,970円、息子が28,700円で、合計65,670円でした。

購入時期 : 2018年11月頃
購入対象 : 娘(小1、7才)、息子(年中、5才)

項目娘 (小1)息子 (年中)
スキーセット ※18,370円18,100円
ストック (ポール)4,200円4,200円
ウェアセット (上下)7,000円もらい物
グローブ2,000円もらい物
ゴーグル2,682円2,682円
リフト券ホルダー1,000円
厚手の靴下1,728円1,728円
ニット帽もらい物もらい物
ネックウォーマー990円990円
合計36,970円28,700円

※ 板、ビンディング、ブーツ、の3点セット

スキーセット (板、ビンディング、ブーツ)

安い3点セット(スキー板、ビンディング、ブーツ)にしました。在庫の関係で2人分は揃わなかったので、1人は2点セット(スキー板、ビンディング)と、ブーツを別に購入。安いセットで十分です。

【娘・小1】18,370円
スワロースキー ジュニアスキー板 3点セット ALPHA JR (2017~18モデル)

【息子・年中】12,900円+5,200円
ディナスター ジュニアスキー板 2点セット LEGEND JR (2017~18モデル)
ヘルト ジュニアスキーブーツ Beat (2016~17モデル)

ストック (ポール)

少し高くなりますが、成長に合わせて長さが調整できる伸縮ストックを購入。2人とも同じものにしました。冬だけでなく、ハイキング用としても使えるので買ってよかったです。

【子供2人 同じもの】4,200円
シナノ ジュニア用 伸縮スキーポール フリーK (2018~19モデル)

ウェアセット (上下)

娘のウェアのみ購入。アルペンで試着して購入しました。安いものでも問題なしです。

【娘・小1】7,000円くらい
アルペンで安かったものを購入

【息子・年中】0円
もらい物で済ませました

グローブ

グローブは安いものにしましたが、これが濡れると乾き辛いんです。。びしょ濡れになって子供のヤル気がゼロになる原因となりました。良いものを買えば良かったと後悔しています

【娘・小1】2,000円くらい
COSTCOで安かったものを購入 (詳細は忘れました)

【息子・年中】0円
もらい物で済ませました

ゴーグル

ロシニョールのゴーグルが楽天市場で安かったので購入。全く問題なしです。

【娘・小1】2,682円
ロシニョール RKDG501 R-G RAFFISH DIVA WHITE

【息子・年中】2,682円
ロシニョール RKEG500 RAFFISH SPARKY Neon Yellow

リフト券ホルダー

息子の分のみ購入。こだわり無し。

【娘・小1】0円
ウェアにホルダーがあるので不要

【息子・年中】1,000円
ウェアにホルダーがなかったので購入

厚手の靴下

「スノーバ」でソリ遊びをしたときに「足が冷たい!もうやだ!」となった苦い経験があったので、靴下は良いものを購入。2人とも同じものにしました。

【子供2人 同じもの】1,728円
シモンベル メリノウール トレッキング ハイソックス Kid's

ニット帽

2人とも、もらい物を使いました。こだわり無し。

ネックウォーマー

ユニクロのネックウォーマーを買いました。子供には少し大き目ですが問題なく使えています。必要十分です。

【子供2人 同じもの】990円
ユニクロ フリースネックウォーマー

クルマ用品の準備費用

スキーにマイカーで行くために買い揃えたものを紹介します。

購入時期 : 2018年11月頃
購入対象 : ホンダ フィット

項目価格買ったもの
スタッドレスタイヤ ※42,500円175/65R14 グッドイヤー アイスナビ6
ルーフキャリアセット16,130円INNO ホンダ GE系/GP系 フィット
ルーフボックス31,211円INNO BRQ33WH
合計89,841円

※ アルミホイール付き (マナレイ G10)

ルーフボックスは多目的に使えてオススメ

私はスキー・スノーボードキャリアを買うつもりでいましたが、妻が「キャンプでクルマに荷物が入らないからルーフボックスにしたら?」と言うので、思い切って買ってしまいました。

ルーフボックスって、買うまでの心のハードルが高いのは私だけでしょうか。ちょっと手を出し辛い印象でしたが、これは買って大正解でした

スキー、キャンプ、海水浴、川遊び、などアウトドアで大活躍で、汚れたもの、濡れたもの、なんでも気にせず入れられるのは最高に便利です。

アウトドア派なファミリーにはルーフボックスはオススメです!

スキー・スノボのデビューにオススメのスキー場

川場スキー場のスノーエスカレーター

幼稚園~小学校低学年だと、最初からリフトに乗るのは難しいです。初めてのスキー・スノボは、スノーエスカレーター(ムービングベルト)があるところがオススメです!

スノーエスカレーターがあったとしても、そり専用で、スキー・スノボのようなエッジが付きがNGところもあるので注意して下さい。

以下、スノーエスカレーターがある関東近郊のスキー場と、スキー・スノボ(エッジ付き)が可能かのリストです。(2021年1月 情報)

スノーエスカレーターがあるスキー場スキー・スノボ
ハンターマウンテン塩原×
たんばらスキーパーク×
ノルン水上スキー場×
丸沼高原スキー場×
川場スキー場
ホワイトワールド尾瀬岩鞍
万座温泉スキー場
パルコールつま恋スキーリゾート
舞子スノーリゾート
湯沢中里スノーリゾート
ムイカスノーリゾート
GALA湯沢スキー場×
NASPAスキーガーデン×
上越国際スキー場×
苗場スキー場
石打丸山スキー場
湯沢高原スキー場
キューピットバレイ×
赤倉温泉スキー場×
タングラムスキーサーカス×
ふじてんスノーリゾート
サンメドウズ清里スキー場×
車山高原SKYPARKスキー場
フジヤマ スノーリゾート イエティ×
富士見パノラマリゾート×
ブランシュたかやまスキーリゾート
シャトレーゼスキーリゾート八ケ岳
軽井沢プリンスホテルスキー場×
アサマ2000パーク
佐久スキーガーデン「パラダ」北パラダスキー場
軽井沢スノーパーク
志賀高原 焼額山スキー場
ヘブンスそのはら SNOW WORLD×
中央道 伊那スキーリゾート

おわりに

子供のスキー・スノボデビューにかかる費用を紹介しました。

我が家の費用は、娘の道具が36,970円、息子の道具が28,700円、クルマの準備が89,841円。合計で155,511円でした。

今年の冬は、お子様と一緒にスキー・スノボに行ってみてはいかがでしょうか。

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